日常 with シュンスケ-Vol.3

「将来の夢」


こんちゃ、駿介です。

ブログ開設から今回で3作目、1個でも読んでくれてる方は本当にありがとう。

毎回ふざけてるから、たまには良い話でも書いてみようかなと思ったよ。なぜなら、、、


絶賛二日酔い。

なったことない人にはわからないかもしれないけど、本当に生きた心地がしないよね。

あ、ヤバイ、一回トイレ行ってきます。


ただいま。

こんな腐った心を浄化したいと思ったので、今回は「将来の夢」というタイトルでお話していくよ。

是非最後までお付き合いくださいな。


繰り返しになるが、こんなろくでなしの大人になった僕は、心を浄化したいと思った。

何か方法はないものか。

感動系の映画とか、はじめてのおつかいたるものを見ても、微塵も心は浄化されなかった。


そこでふと、自分の過去を振り返ってみようと思った。

幼い頃夢見た自分の姿に今なれているのか。

この機会にちょっと確認してみようか。


僕はDVDをしまっている棚を漁った。

そして、その奥深くに眠る僕の幼い頃の記録を見つけ出した。

そう、「幼稚園の思い出ムービー」ってヤツよ。


幼稚園を卒園したのは16年くらい前のことで、大昔のことだからすっかり覚えてなかった。

でもね、こんな僕も小さい頃からずっとニコニコしてて可愛かったんよ。

少しずつ当時よく遊んでた公園とか、仲の良かった友達を思い出して、エモエモタイム。

そんなことを思い出すにつれて、すさみきった心が揺れ始めていた。


そして、僕が一番見たかったパートが始まった。

そう、「将来の夢」のコーナー。

自分がどんな事を言ったのか1ミリも覚えてなかったから、見るのめちゃくちゃワクワクした。


「プロサッカー選手になりたいです!」

「お花屋さんになりたいです!」

「パン屋さんになりたいです!」


みんな思い思いに夢を口にしてて、超微笑ましかった。

少し前まで気づかなかったけど、子供ってマジで可愛いよね。

この純粋な笑顔いつまでも守りたい。


ビデオを眺めていたら、ついに僕の番が回ってきた。

画面に向かって耳を澄ませた。

この頃の僕の夢って何だったんだろう。

スポーツ選手とか、お医者さんとか言うのかな。


「アリス組のなかむらしゅんすけです!

えっと、将来は、餃子になりたいです(笑)。」


?!?!?!?!?!?!


餃子になりたい、とは?

聞き間違えたのかな?

餃子屋さんかな?

そもそも、餃子ではなく別の単語を言ったのかな?

何度か聞き直したけど、6歳の僕の口からはっきりと「餃子」という言葉が発されていた。


理解できなすぎて泣いた。

でも、よく考えれば行きつけの居酒屋は餃子がメインだったり、最近買ったクッションが餃子型だったり。

意外にも僕と餃子の関係性は深いのかもしれない。


だけど、それじゃ幼き頃の夢を実現したとは言えない。

餃子に携わるのではなく、餃子になることが夢だから。


そこで、僕は「餃子 求人」とググってみた。

すると、あの超有名チェーン「餃子の王将」の求人を発見したのだ。

早速アルバイトの業務内容を調べてみた。

しかし、募集職種はキッチンスタッフのみで、「餃子」にはなれなかった。


ごめんな、僕ちゃん。

君の将来の夢は、どうも叶えられそうにない。

無駄なこと真剣に考えたせいで、「ってかナニコレ?」が止まらなくなった。


こうして心が浄化されるどころか、むしろネタに生きようと改めて決心してしまった。

読者の皆さん申し訳ありません。

今回学んだことは、昔からまともじゃなかった、ってことかな。


「将来の夢」とかいう、ゲキ熱感溢れるタイトル掲げたくせにこんな話をしてしまったことお詫び申し上げます。

正直、悪いのは僕じゃなくて昔の僕だよね。

ああもう、責任転嫁しきれなくて無理。


ふぅ。書いてる間にかなーり二日酔いも治った。

じゃあ今日も飲んでくるよ。

ママごめん。


おしまい

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